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子どもの身長って決まっているの?いつ伸ばせば一番伸びるのか知りたい

「足が大きい子どもは身長が高くなる」という言葉、聞いたことがありますよね。この言葉が本当ならば、足が大きく生まれた子どもは身長が高くなり、足が小さく生まれた子どもは、身長が低くなってしまいます。

「もしも決まっているならば、身長を伸ばす努力をしても無駄じゃない…」と思ったお父さん、お母さん、結論から言うと、足の大きさと身長には何の関係もありません!子どもの頃足が小さくても、身長が高くなった子もたくさんいます!

 

それならば、身長を伸ばす努力をすれば身長は伸ばせるのね!と思ったあなた、そうなのです。身長はきちんとした知識を持っていれば、伸ばすこともできるのです。

身長を伸ばすための知識とは、

・4歳までの時期は食べれば食べるほどいい

・思春期までの時期が大切

で、この2つは最低限持っておきたい重要なものです。

 

そんな身長に関する知識について、紹介していきます。

 

子どもの足の大きさで最終的な身長が高いか低いかわかるというのは、嘘

 

「この子は足が大きいから、将来大きくなるね~」

などという言葉を聞いたことありますよね。

 

前にも言いましたが、この言葉に科学的な根拠はありません。私も様々な文献や論文を調べてみましたが、足と身長を関連付けるものは出てきませんでした。もしかすると、足は体を支える大切な部分です。「足が大きい=支える体の部分が大きくなる」と考え、そのような言い伝えができたのかもしれません。

 

4歳の頃の身長を見れば、最終的な身長がだいたい何cmになるのかわかる?

 

子どもの身長が最も伸びるのは、0~4歳の頃だと知っていますか?生まれた頃には50cmしかなかった身長が4歳頃には100cm近くまで成長します。そんな時期は人生において、この時期しかありません。生まれた時にはまだ小さく腕の中で抱っこされていた子が、4歳の頃には腕には入りきらないくらい成長するなんて、びっくりですよね!

 

最も身長が伸びる4歳までの乳幼児期に身長が低かった子は、最終的な身長も低いといわれています。その期間での差はその後も縮まりにくく、平均身長よりも5cm低かった子は、最終的な身長も5cm低いということが多いようです。

ですが、あくまでそのような場合が多いというだけです。4歳を過ぎてからどのような生活を送るか、また思春期がいつ頃来るかによっても、最終的な身長は違ってきます。

 

乳幼児期に身長が伸びる要因は、「栄養」です。身長が低い子は、身長を伸ばすのに必要な栄養=食事を多くとることができなかったため、身長が低いのです。4歳までのお子さんもいるというお父さん、お母さん、お子さんがたくさん食べる子ならば、どんどん食べさせてあげましょう。そうすると、身長を伸ばすために必要な栄養をたくさん取り込めます。

 

身長が伸びる要因が食事と聞き、「私が食事をたくさん食べさせなかったから…」と落ち込んでしまった子供が少食だったお父さん、お母さん落ち込む必要はありません!身長が低い子の多くは、少食でもともと食べる量が少ないことが多く、お父さんやお母さんがたくさん食べさせようとしても、胃が小さく食べられないのです。食べる量が少なく、身長が伸びなかったのは、お父さん、お母さんのせいではありません!4歳までの過去を後悔するよりも、これから身長を伸ばしていくかということを考えていきましょう。

 

身長は何歳ごろが一番伸びるの?

 

身長は乳幼児期に最も伸びることがわかりました。その時期を除くと次に最も伸びる時期は何歳ごろだと思いますか。

男の子の場合も女の子の場合も、身長が伸びるのは思春期の頃です。小さかった男の子が急に大きくなってビックリした!なんていうことが起こりやすくなるのも、この時期です!そんな思春期は、男の子の場合と女の子の場合で始まる年齢が違います。

 

男の子の場合は、平均11.5歳頃から思春期が始まり、女の子の場合は、平均10歳頃に思春期を迎えます。思春期(成長期)と呼ばれる時期は、男の子の場合も女の子の場合もおよそ2年間です。その思春期の間には、男の子の場合は8~10cm/年、女の子の場合は7~9cm/年身長が伸びます。そして、思春期が終わると、その後3年間しか身長は伸びません。3年間で伸びる身長は、男の子も女の子も7~8cm程度です。

そのため、男の子の場合、思春期が始まってから伸びる身長は平均25cm、女の子の場合は22cmとほとんど決まっています。

 

思春期が始まる11.5歳男の子の平均身長は、145cm、10歳の女の子の身長は136cmです。そこから男の子は25cm、女の子ならば、22cmしか伸びません。最終身長は男の子の場合、145cm+25cmで170cm程度、女の子ならば、136cm+22cmで158cmくらいになるという計算です。

 

身長を伸ばすには、思春期が来るのを少しでも遅らせるべき?

 

思春期が来てしまうと、そこから伸びる身長は決まってしまいます。ということは、「思春期が来ることを少しでも遅らせることができれば、身長は少し高くなるのじゃあ…」と思ったあなた、正解です!4歳から思春期が来るまでの時期は男の子も女の子も5~6cm/年伸びます。思春期が来るのが1年遅くなれば、5cm、2年遅くなれば10cmさらに伸びるのです。

小学生のお父さん、お母さんが気にするべきなのは、思春期が来るまでの時期にどれだけ身長を伸ばしてあげられるかなのです!

 

この時期どれだけ身長が伸びるのかは、どれだけ食べられるかによって決まります。そのため、たくさん食べさせてあげる、たくさん食べられない場合は、必要な栄養素をサプリメントなどで取らせてあげるということもおすすめです。そうすれば、1年の伸びが5~6cmではなく、6~7cmほどになることもできますよ!

 

ここで、「思春期を遅らせる方法ってないの?」と思った方もおられるかもしれません。思春期を遅らせることは、現実的には可能です。そのような薬もあります。ですが、その薬を服用するということは、性器の発達なども遅らせるということです。低身長の病気の子などには、そのような薬を処方することもあるでしょうが、身長をただただ高くしてあげたいということで病院に来た人に医師がその薬を積極的に勧めることは少ないかもしれません。

 

小さな子が小学4~5年生くらいで急に身長が伸びたら要注意!

 

4歳までの身長も低く、その後の身長の伸びがあまりよくなかった子が小学4~5年生くらいで、1年で8cm以上伸び始めたらそのときは要注意!急激に身長が伸び始めたということは、思春期が始まったということであり、その時点で最終的な身長が決まってしまいます。

 

例えば、10歳女の子の場合平均身長は136cmですが、低い子は120cm程度しかありません。身長が120cm程度しかない状態で思春期が来てしまうと、そこから22cmしか伸びないため、142cm程度にしかなりません。ミニモニ。みたいで可愛いとなるかもしれませんが、もう少し身長が欲しいと思ってしまいますよね。

実は、身長が低い子は思春期が早めに来やすいといわれています。現代では違いますが、少食で身長が低い子は、昔は長生きできる可能性が低く、早めに思春期を迎えて子孫を残すように遺伝子上でプログラムされているからです。

 

思春期は、栄養をきちんと管理してあげるなどちょっとしたことで、8cm伸びるはずの身長が10cm伸びたということも、実は行いやすい時期です。そんな身長を伸ばしやすい時期に手遅れにならないよう、病院に相談に行ってみるなど何らかの対策を行ってみましょう。

 

身長に関する正しい知識を知っておこう

 

身長に関する正しい知識は、あまり知られていません。思春期以降に伸びる身長はほとんど決まっているなどということは、私も全然知りませんでした。そのような知識を知っておくだけでも、どのような対策をしたらいいのか、わかりますよね。

とにかく、思春期が来るまでにどれだけ身長を伸ばせるか、小さいお子さんの思春期があまりに早く来てしまったら、病院に相談しに行くなど、頭の隅っこでもいいので、入れておきましょう。

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